2017.10.26

新利根川フィールドテスト Part2

こんにちはハミンバードブログです。

 

富士山に初冠雪のニュースも届き、本格的に秋から冬になってきました。最近は朝晩の気温も下がり、体調を崩しやすくなるので気をつけたいですね。私は見事に週末風邪を引きました・・・

 

今回は前回に引き続き茨城県の新利根川で行ったフィールドテストの画像を紹介いたします。

⇓前回の記事はこちらから⇓

新利根川フィールドテスト画像

 

●3周波

最初に前回紹介した魚の群れの画像です。今回は周波数を切り替えて撮影してみました。

まずはサイドイメージ

MEGAイメージはご覧の通り鮮明に映ります。

455kHzでは広範囲を捉える事が得意なので、魚の形と影は映り難くなります。

800kHzになると捉える範囲が狭まりますが、大きな魚になると魚と影はしっかりと映ります。

使用するシチュエーションに応じて切り替えると効果が発揮されます!!

 

次にダウンイメージです。

ダウンイメージもサイドと同じように映りが変わってきます。

 

●カラーパターン

テストを行った当日は雨が降っており、比較的ローライトな状況で行いました。

ハミンバードではカラーパレットは「SIカラー3」が標準の設定になっていますが、この画面もお好みのカラーに切り替えることが出来ます。因みにSIカラー1は初期のサイドイメージモデルから搭載されているブルーです。

 

こちらが標準設定のカラーです。

 

当日は「SIカラー11」が見やすいカラーでした。

晴れた周りが明るい状況では標準のSIカラーが見やすいですが、今回は少し明るすぎるように感じました。このような状況では少しくらいブラウン系かSIカラー11のイエロー系が見やすいです。

(選び方は偏光グラスのレンズカラーと似ていますね!!)

 

このカラーで魚の群れを映すとこのように映ります。上の方には沈んでいるタイヤも映っています。

 

カラーパレットの切り替え方法

サイドイメージの画面でMENUボタンを1回押すと「SIカラー」表示が表示されます。

カーソルを合わせて右→もしくは左←を押すとお好みのカラーに変更できます。

変更したらEXITで戻れば完了です。

この「SIカラー9」は今回のテストでは暗すぎて良くわかりませんでしたが、個人的に好きなカラーパターンです。ハードボトムをサイドイメージで探す時は効果抜群です。ハードボトムが蛍光イエローで映し出されます!!

 

因みにこんなカラーもありますよ。

このカラーではハードボトムや魚は赤く映りますが、暗い為か当日は見難かったカラーです。

 

これがブラウン系です。これも薄暗いときは見やすいカラーです。

 

ハードボトムを探すのか、それとも魚や沈み物を探すのかによってカラーパターンを駆使するとより使う楽しさが増えますよ。

 

●今回ご紹介した製品の紹介ページはこちらから●

HELIX9~12MEGAシリーズ☛http://www.okada-corp.com/products/?p=8270

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次回もお楽しみに!!

 

 

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サイドイメージ
ダウンイメージ
商品テスト風景

2017.10.20

新利根川フィールドテスト画像

こんにちはハミンバードブログです。

 

最近は長雨が続き、さらには台風まで来ておりこのままシーズンが終わってしまうのではと心配しております・・・

 

今回は茨城県の新利根川で行ったフィールドテストの画像をご紹介いたします。

使用モデルはHELIX10 CHIRP MEGA SI GPS G2Nを使用しました。新利根川は全体的に水深が浅く、ハミンバードのサイドイメージの効果が発揮されました!!

 

 まずはこちら

①沈んだタイヤ

上流に向かって流していくと 早速タイヤが沈んでいました。

 

新利根川にはタイヤの沈んでいる箇所がいくつもありました。

このようなポイントにはターゲットとなる魚が付きそうですね!!

 

②コンクリート護岸

続いてはコンクリート護岸を捕えた画像です。護岸の凹凸までMEGAイメージだと鮮明に映すことが出来ます。

 

この画像では護岸の途中に水門があり、護岸が始まる付近は大きく窪んでいます。

さらにりゅう等が沈んでおり一級ポイントの雰囲気が出ています。

 

MEGAイメージは左右20m位までが描写範囲になりますが、水中部分も出来るだけ映したかったので今回のテストではレンジを15mにして使用しました。新利根川では15mが個人的に見やすいと感じますよ!!

 

③水門

上流に向かうと、このような水門がありました。

この水門の先端が斜めになっておりますが、イメージ画像でもしっかりと映っていました。

イメージ画像では両側がしっかり映っており、水門の奥の方までしっかりととらえています。

サイドイメージの特性上硬い物の反応は明るく表示されるので、水門のゲートは明るく映し出しています!!

 

④魚の群れ

新利根川では水深が浅い為、

下の画像は魚の群れ捕えた画像です。丸で囲った部分がサイド・ダウンイメージと2Dに映っています。

この画像では恐らくハクレン?かと思われます

 

 

場所によっては大群で泳いでいました・・・

 

⑤真珠柵と魚

良くいかれる方はご存知の上流部にある真珠棚です。

サイドイメージではこのように映ります。右側の線上に伸びている影が柵のポールです。

 

ポールから少し離れた場所にボートがあるため水中には映っていません。

黄色の丸は魚が映っています。(他にも映っておりますが、見難くなるため丸を付けておりません。ご了承下さい。)

スピードと魚の向きが合うとこのように影が出ます。

 

 

次回は引き続き新利根川で試してきた内容をご紹介致します。

 

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次回もお楽しみに!!

 

 

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サイドイメージ
ダウンイメージ
商品テスト風景

2017.10.13

サイドイメージの基礎知識

  こんにちはハミンバードブログです。

 

今回はサイドイメージの基礎知識についてご説明させていただきます。

 

ご存知の方はハミンバードを使う上で復習として、知らない方は是非参考にしてみてください。

ハミンバードの振動子は前回ご紹介した2Dの他にサイドイメージ・ダウンイメージ用の455kHz(モデルによっては800kHz、1.2MHz)を発射しています。

⇓前回の記事はこちら⇓

2Dの描写範囲とSwitchFire機能の紹介

サイドイメージやダウンイメージはこのようにきれいに映ります!!

 

 

 

サイドイメージのビームは図で見ると、このように映っています。

上から見るとこのように見えます。

 

 

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、実はサイドイメージのビームは真下を映す200kHzの範囲を拾っていません。

 

 

サイドイメージの振動子でダウンイメージを使用する場合、ダウンイメージはサイドイメージの情報を合成して映しています。その為、本当の真下をイメージ画像はうつしておりません←重要です!!

 

ダウンイメージ専用の振動子ではしっかりと真下の範囲を拾っているので、ダウンイメージ専用の振動子でみるイメージ画像は本当の真下が映っています。

画像はダウンイメージ用振動子です。

ダウンイメージモデル振動子

これから冬のシーズンに入ってくると、シューティングでの釣りをする方が増えてきます。

その時期は振動子をサイドイメージ用からダウンイメージ専用の振動子に変えることで、シューティングをする時に有効になってきます。

※ダウンイメージ専用の振動子は周波数を一部使用出来ないモデルがありますので注意が必要です。

 

 

 

今後はサイドイメージ用とダウンイメージ用の振動子での比較画像をご紹介いたしますので、お楽しみに。

ではまた!!

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ダウンイメージ

2017.10.5

2Dの描写範囲とSwitchFire機能の紹介

こんにちはハミンバードブログです。

 

最近はすっかり朝晩も寒くなり、秋らしい気温になってきましたね!!

これからの時期は釣りをしながら紅葉も楽しめる時期ですが、紅葉を見るあまり前方の障害物にぶつからない様操船にはお気を付けください。

 

今回は2Dの描写範囲のおさらいとswitchfire機能についてご紹介いたします。

この画像はHELIX 7 CHIRP SI GPS G2Nの2Dで水深約6.5m付近にいる小魚(ベイト)の群れを捕えた画像です。

 

この2D画像はどのくらいの範囲を映しているかわかりますか?

 

 

 

 

正解は200kHzが約2.8m、83kHzが約9mの範囲を映し出しています。

 ハミンバードの2Dの周波数は200kHzと83kHzの2周波を使用することが出来ますが、200kHzの周波角は20°、83kHzの周波角は60°になります。この周波角を使うことで、映し出す範囲を計算することが出来ます。

 

 

上の画像の様に2Dのビームは円錐上に出していますが、水深が変わると映し出せる範囲も変わってきます。例として200kHzで水深約5mを映しだしている場合で範囲を求めてみます。

画像の様に直角三角形を作ると200kHzの場合20°なので直角三角形の内角の一つが10°になります。

求めたい部分は底辺部分の長さを知りたいので水深×tan(10)で底辺部分が求められます。昔やったsin,cos,tanですね・・・。

今回の場合は5×tan(10)=0.88mになります。

最後にこの底辺の長さを2倍してあげると描写範囲が求められます。5mの場合は約1.8mの円の中を映していることが分かるので、より狙う場所がハッキリとしてきます。

全ての水深ごと映る範囲を覚えることはなかなか難しいので、良く釣りをする水深(3mや5m、10m)を覚えておくとイメージして釣りがしやすくなるかもしれません!!

 

●switcfire機能

ハミンバードにはswitcfire機能がついています。この機能はビームを発射して帰ってきた反応をそのまま映すハミンバードだけの機能です。

今まではクリアな画像を画面に表示する為、情報をフィルタリングし、できるだけ大きな反応を画面に表示するようにしてきました。switcfire機能によって比較的小さなベイトの群れなども映し出すことが出来るので、これからの時期は効果を発揮する機能になってきます。

 

下の画像がswitcfireを最大モード(ON)からクリアモード(OFF)にしたときの画像です。

 

設定方法はこちら⇓

①MENUボタンを2回押して「ソナー画面表示」を表示

2D switcfireを「最大モード」にした後、EXITを押して完了です。

最近のモデルは初期設定で「最大モード」になっております。

 

●まとめ

①switcfire機能を使うことで比較的小さなベイトの群れを捕えることが出来るようになります。

②自分の水深でどのくらいの範囲が映っているか把握する事でキャストする範囲が絞れます。

この2つを組み合わせることでこれからの時期はターゲットをより狙いやすくなると思いますよ!!

 

是非お試しください。

次回もお楽しみに

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